カメラが安い時期はいつ?新製品の発表サイクルとセールから見る買い時

カメラの新モデルはテレビや季節家電のように毎年同じ月にそろうわけではなく、キヤノンのEOS R8 Mark IIは2026年9月16日の発表から10月29日発売予定、ニコンのZ5IICは9月28日発表で10月23日発売予定というように、シリーズごとに時期がばらけます。
そのため、安くなりやすい時期は月では決まらず、欲しいシリーズの後継機が発表されたかどうかが手がかりになります。本記事では、メーカー別の新モデル発表時期・カメラを扱う通販と家電量販店のセールの日程・型落ちを選ぶ前の確認点を解説します。
カメラが安くなりやすい時期は、後継機の発表が出たあと
手がかりになるのは、暦の上の月ではなくメーカーの発表です。
キヤノンは2025年11月6日にEOS R6 Mark IIIを発表して同月21日に発売し、2026年5月13日に発表したEOS R6 Vは6月下旬に発売しました。
ニコンも2025年4月3日発表のZ5IIを同月25日に発売しています。
新しいモデルが店頭に並べば、それまで同じ位置づけだった前のモデルは型落ちになり、値下がりしやすい傾向があります。
この流れに乗るなら、カレンダーを眺めるより先に、欲しいシリーズの後継機がもう発表されているかを確かめるほうが早いです。
後継機の話がまだ出ていないシリーズは、通販の大型セールの時期を待つという別の考え方になります。
新モデルの発売月がメーカー間でそろう家電とは、ここが違います。
ブルーレイレコーダーの買い時についてはブルーレイレコーダーが安い時期で解説しています。
カメラの新モデルの発表時期は2月から11月まで年間にばらつく
2024年から2026年の公式発表をたどると、2月・4月・5〜6月・9月・11月と、年間を通して新製品が出ています。発表から発売までは2週間ほどのものから2か月半ほどのものまで幅があり、「春に出そろう」「秋に一巡する」といった読み方はできません。
キヤノンは年間を通して発表が分散
2025年は2月20日にPowerShot V1(Vシリーズのコンパクトカメラ)を発表して4月下旬に発売し、3月27日にEOS R50 V、9月10日にコンパクトのIXY 650 mを発表しています。
年末近くの11月6日にはEOS R6 Mark IIIを発表し、発売は同月21日でした。
2026年に入っても2月5日にPowerShot G7 X Mark IIIの30周年記念モデル、5月13日にEOS R6 V、9月16日にEOS R8 Mark IIと発表が続いています。
ニコンは2025年・2026年とも9月にフルサイズ機を発表
2025年は9月10日にZ CINEMAシリーズのZR(フルサイズセンサー搭載)を発表し、予約受付が9月18日、発売が10月24日という流れでした。
2026年も9月28日にZ5IICを発表し、予約受付は10月2日、発売は10月23日を予定しています。
9月上旬には2025年にZ fの新色シルバーも発表しています。
富士フイルムのXシリーズは告知から発売まで間があいた例
X-E5は2025年6月12日に公式サイトで告知され、そこでの案内は「2025年8月より発売」でした。告知の時点で発売まで2か月近くあるため、発表を見てから旧モデルの売り場を見に行く余裕があるケースです。
カメラを扱う通販と家電量販店のセールの日程
後継機の発表を待たない買い方なら、通販と家電量販店の大型セールが目安になります。Amazonは2026年の日程、楽天スーパーセールは例年3か月ごとの年4回とされ、家電量販店は11月に大型セールを開いた実績があります。
| 時期 | セール | 日程 |
|---|---|---|
| 1月 | Amazon 初売り | 2026年は1月3日〜7日 |
| 3月 | Amazon 新生活セール | 2026年は3月3日〜9日(先行セールを含む) |
| 3月・6月・9月・12月 | 楽天スーパーセール | 例年3か月ごとの年4回。2026年は3月・6月・9月に開催、12月は未発表 |
| 7月 | Amazon プライムデー | 2026年は7月7日〜13日(先行セールを含む) |
| 10月 | Amazon プライム感謝祭 | 2026年は10月13日〜19日(先行セールを含む) |
| 11月 | 家電量販店のブラックフライデー | 2025年はノジマが11月8日〜30日、エディオンネットショップが11月14日〜12月3日 |
| 11〜12月 | Amazon ブラックフライデー | 2025年は11月21日〜12月1日(先行セールを含む)。2026年は未発表 |
どのセールもカメラが対象商品に入ると公式に示されているわけではないため、目当ての機種が値引きされるかは回ごとに変わります。Amazonの各セールの位置づけはAmazonセールの年間スケジュール、11月の各社の動きはブラックフライデー2026の日程一覧で解説しています。
発売前・予約受付中のカメラは予約して買う段階
発表されたばかりの機種は、予約を入れて発売日に受け取る買い方になります。
ニコンのZRは発表から予約開始まで8日、発売までは1か月半ほどでした。
Z5IICも9月28日の発表から予約開始が10月2日、発売が10月23日の予定です。
新品として出たばかりの機種を選ぶなら、値下がりを待つ買い方とは別だと割り切ることになります。
狙っているシリーズの発表が出たら、セールの時期まで待つのか、見つけたときに決めるのかを先に考えておくことになります。
型落ちのカメラを選ぶ前に確認すること
同じシリーズでも後継機で用途の方向が変わる場合
キヤノンのEOS R6 Vは動画クリエイター向けのフルサイズミラーレスとして、EOS R8 Mark IIは小型・軽量のフルサイズミラーレスとして発表されています。
ニコンのZRもZ CINEMAシリーズという動画向けの枠です。
後継機が自分の用途に寄っているなら新しいほうを選ぶ理由になり、逆に用途が別方向に振られているなら、型落ちのほうが目的に合うこともあります。
シリーズ名の継承だけで新旧を比べず、発表時の位置づけを読んでから決めてください。
在庫と付属品の扱いは店舗ごとに違う
欲しい色やレンズとのセット構成が残っているかは、売り場で確かめることになります。
通販で型落ちを探す場合も、何が含まれているかを注文前に確かめることになります。
新モデルの発表時期から買い時を逆算する考え方は、電子ピアノが安い時期でも同じ流れで解説しています。
よくある質問
CP+の時期に合わせて新製品は発表されますか
会期に合わせて発表されるという関係は、公式の資料では示されていません。
CP+(シーピープラス)はカメラ映像機器工業会が主催するカメラと写真映像の展示会で、CP+2026は2026年2月26日から3月1日にパシフィコ横浜で会場イベントが開かれました。
CP+2027は2027年2月25日から28日に同じくパシフィコ横浜で開かれます。
実際の発表は2月から11月まで年間に散らばっています。
カメラを扱う家電量販店の決算月はいつですか
ヤマダホールディングス・ケーズホールディングス・エディオン・ノジマ・上新電機は3月決算で、ビックカメラは8月決算です。決算の時期そのものは各社が公表している事実です。
予約受付はいつから始まりますか
機種ごとに違い、発表と同時ではない例もあります。
ニコンのZRは2025年9月10日の発表に対して予約受付が9月18日から、Z5IICは9月28日の発表に対して10月2日からでした。
発表の記事を見た時点ではまだ予約が始まっていないこともあるため、発売日と予約開始日は分けて確認してください。
まとめ
カメラの買い時は月で決まらず、欲しいシリーズの後継機が発表されたかどうかで変わります。
発表が出ていれば前のモデルが型落ちになって値下がりしやすい流れに入り、発表がまだなら通販や家電量販店の大型セールの月を目安にする形になります。
発売前の機種を予約する買い方は、この二つのどちらとも別の選択です。
ぜひ本記事のメーカー別の発表時期とセールの日程表を参考に、自分の欲しい機種がいまどの段階にあるのかを確かめてください。


